【絵の具パレットの洗い方】真っ白に戻すための方法4選




うっすら絵の具の色がついてしまったパレットを真っ白に戻すためには、消しゴムやメラミンスポンジでこするか、重曹と中性洗剤を使うのが上手な洗い方です。
それでも落ちない場合は、手間はかかりますがウタマロ石鹼を使うといいですよ。

水性の絵具は水に溶けない性質の顔料を含んでいるので、水洗いだけではパレットは白く戻らないんですよね。

中でも特にオススメなのは消しゴムです。
どこの家庭にもあるし、一番簡単に落とすことが出来ます。

この記事では絵具パレットに染み付いた絵の具の色を綺麗に落として、パレットを真っ白に戻す方法を4つ紹介します。

ぜひ自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

※すべて水洗いが終わったあと、色が残ってしまったパレットを洗うことを想定しています。

絵の具のパレットの上手な洗い方①消しゴム

<用意するもの>
消しゴムのみ
(落ちにくい場合は、お湯とお湯を張る洗面器)

消しゴムの使い方は簡単。
鉛筆で書いた文字を消す時のように、パレットで色が残ってしまっている部分をこするだけです。

もし少しやってみて、落ちにくいと感じたときはパレットを30分~1時間ほど40℃以下のぬるめのお湯につけてから、再度消しゴムでパレットをこすってみてください。
パレットにこびりついた絵の具がゆるみ、更に落ちやすくなるはずですよ。

また、40℃くらいまでのぬるめのお湯を使うのは、パレットは大概プラスチック製だからです。

Q:「NPC PALLET」の耐熱温度は何℃ですか?

A:パレットに荷重が掛かる状況では、+40℃まででご使用下さい。
ただし、使用環境や種々の要因によって範囲内であっても変形、破損が発生することがございます。

プラスチックパレットの製造・販売 日本プラパレット株式会社公式サイトQ&Aより

絵の具のパレットの上手な洗い方②メラミンスポンジ

<用意するもの>
メラミンスポンジのみ

メラミンスポンジと言えば、激落ちくんが有名ですね。
メラミンスポンジもこするだけです。
最近は100円ショップにも売っているし、掃除用に常備してあるご家庭も多いのではないでしょうか。

ただし、こちらは注意点があります。

消しゴムの場合は消しゴム自身を削ってきれいにしているのですが、メラミンスポンジの場合は研磨する、つまり「こするものを削ることにより」きれいにしているんです。

メラミンスポンジは綺麗にしたいものを傷つけてしまったり、コーティングされているものを削り取ってしまう力も持っていて、今までメラミンスポンジでこすって落としていたためにパレットの表面が傷ついてしまって、絵の具が小さな傷・隙間に入り込んでしまって落ちなくなっている場合もあります。

どうしてもメラミンスポンジを使いたいときは、①力を入れ過ぎないこと②水をたっぷりと含ませることに気を付けて、使ってみてくださいね。

絵の具のパレットの上手な洗い方③重曹と中性洗剤

<用意するもの>
重曹
中性洗剤
バケツ(洗面器)
スポンジ

  1. パレットが入る大きさの洗面器やバケツにぬるめのお湯(40℃以下)を張ります。
  2. その中に、色が残ってしまったパレットと重曹大さじ1杯を入れます。
  3. 15分経ったら、パレットが傷つかないような柔らかいスポンジで中性洗剤を使って洗いましょう。
  4. 終わり!

重曹、中性洗剤ともに素手で触っても大丈夫なものです。
ただし皮膚が弱く、手が荒れやすい方はビニール手袋をつけてやってみてくださいね。

我が家は食器用洗剤は別のものを使用しているのですが、中性洗剤は掃除の際に何かと便利なので、中性洗剤を常備しています。

食器用洗剤にこだわりがない場合は、中性洗剤を使うと、いざという時にそのまま使えるのでオススメですよ!

オススメの中性洗剤はこちら

絵の具のパレットの上手な洗い方④ウタマロ石鹼など

ウタマロ石鹼の場合は、手間はかかりますが絵の具バケツなども一緒に綺麗に出来るところが利点です。

<用意するもの>
ウタマロ石鹼
泡立てネット(絵の具用雑巾も綺麗にしたい場合は、絵の具用雑巾でも可)
雑巾
角やすみを洗える細いブラシ(歯ブラシ代用可)
絵の具バケツ ※綺麗にしたい場合

  1. ウタマロ石鹼を、泡立てネットまたは絵の具用雑巾を使って泡立てます
  2. パレットに泡立てた泡を隅々までたっぷりのせます。
    (絵の具バケツも綺麗にしたい場合は、このとき絵の具バケツにもたくさんの泡をいれておきましょう)
  3. 30分経ったら、雑巾でこすってパレット(と絵の具バケツ)の絵の具を落とします
  4. 細いブラシまたは使用済みの歯ブラシで角などを綺麗にします
  5. どうしても落ちなかった絵の具はメラミンスポンジで軽くこすります
  6. 水でしっかり洗って、完了!

まとめ

今日は、水洗いだけでは色が残ってしまった絵の具のパレットを真っ白に戻す上手な洗い方について、4つの方法をお伝えしました。

・消しゴム

・メラミンスポンジ

・重曹と中性洗剤

・ウタマロ石鹼

すぐに綺麗に洗えれば一番いいのかもしれませんが、ゆっくりは洗えなかったり、そもそも学校で洗うのが禁止になっていたり、家に帰って来るまでにこびりついてしまうことは多いと思います。

そんなときは、今日お伝えした中でお気に入りの方法を見つけてみてくださいね。

小学校の中学年高学年になってきたら、洗い方を教えてあげてお子さんと一緒に洗うのもいいですね。

タイトルとURLをコピーしました