サラダでも食べられるし、煮物の上に少し乗せて彩りをよくしたりと、生のまま美味しく食べられるかいわれ大根。
値段も安いので節約している人にも人気です。
豆苗は食べたら終わりではなく、根っこを残せばもう一度自分で育てて食べることができます。
かいわれ大根は豆苗によく似ていますが、収穫したらもう一度育てることはできません。
かいわれ大根は葉にしか成長する力がないので、根っこだけでは成長できず、葉がなくなると再復活できなくなるんです。
水だけで育てる水栽培では再利用できないんですが、かいわれ大根の根っこを土に入れて育てれば、いつの日か種ができます。
それを植えればまたかいわれ大根を育てることができます。
水栽培でのかいわれ大根は育てやすいので、食べる為に育てる人が多いですが、インテリアとして育てている人もいます。
私はタッパーに入れて育てていましたが、受け皿を変えるだけでオシャレに見せることができます。
100円ショップにもオシャレな器が売っていますし、木の器は緑色が映えるのでオススメです。
普段はキッチンでインテリアとして育て、ハサミで少し切っておかずに乗せて食卓に出せばオシャレな奥様にもなれますよ。
かいわれ大根が大きくなったり、腐るとどうなるのかなど徹底調査しました!
カビの見分け方もお伝えするのでぜひ参考にしてみて下さいね!
かいわれ大根は腐るのが早い?!腐らせない方法は?
かいわれ大根は開封していなくても買ってきたまま冷蔵庫に入れておくと、3日もしたら黒い斑点が付いてしまいます。
葉が黄色くなっていたり、根元がドロドロになっていたらかなり傷んでいるので処分しましょう。
かいわれ大根は傷みやすいので、傷んでいるかなと思ったら生では絶対食べないようにして下さい。
食中毒になってしまう恐れもあります。
かいわれ大根は見た目でも傷んでいるのがハッキリわかりますし、異臭がすることもあります。
ヘンな匂いがする場合は腐っているのですぐに処分しましょう。
他の野菜は傷んでいても加熱すれば食中毒などの被害を減らすことができます。
かいわれ大根はあまり加熱調理しないので、食中毒などにかかりやすくなってしまいます。
大丈夫かな?と少しでも思った時は生では食べずに処分するようにしてくださいね。
腐るのを防ぐために、買ってきたパックのまま根っこがかくれるくらいまでの高さに水を入れてあげると良いですよ。
この方法だと1週間傷むのを防ぐことができます。
パックの口にはラップをかけて冷蔵室か野菜室に立てて保管して下さいね。
かいわれ大根がコテンと倒れなければ別のお皿に移し替えて、根っこが隠れるまで水をいれてあげても大丈夫です。水は毎日換えるようにしましょう。
かいわれ大根が大きくなると大根になるの?土壌栽培なら再利用できる?!
かいわれ大根は大根の新芽なので、そのまま大きくなると大根になるのでしょうか?
ただ大根の種と、かいわれ大根の種は違います。
大根の種をまいて出てきた新芽は、かいわれ大根のように美味しくはありません。
逆にかいわれ大根の種をまいてどれだけ育てても大根になることはないんです。
ではかいわれ大根が大きくなるとどうなるのでしょうか?
かいわれ大根の根っこを土に植えると最終的に白くて小さな花が咲きます。
そして根っこには大根のようなものができます。
大根は種を品種改良して育て方や土なども合った物を使わないといけないので、かいわれ大根から大根はできません。
そのため、かいわれ大根からできた大根のようなものは食べてもあまり美味しくありません。
かいわれ大根の花が咲き終わったころに、少し膨らんだ枝豆のようなさやができます。
これが茶色くなりカラカラになったら、中に茶色い種が出来上がっています。
これを土に植えてあげれば、3日くらいでかいわれ大根の芽が出てきて食べることもできます。
かいわれ大根の食べ過ぎには注意。栄養たっぷりのかいわれ大根の効果と危険性
かいわれ大根にはビタミンKやビタミンCなどの栄養がたっぷり含まれています。
安く購入できるかいわれ大根は節約できるだけでなく、食べ過ぎによる胃もたれなどにも効果があるんです。
かいわれ大根は100g中21キロカロリーとカロリーも低いです。
がん予防や肝臓の解毒効果を高めたり、睡眠を促す効果まであるようなんです。
ビタミンが豊富なので美容にも良いですし、骨の形成も手助けしてくれる効果が期待できます。
他にも胃腸の働きを助けてくれたり、ホルモン調整もしてくれるという素晴らしい食材だったんです。
こんなにかいわれ大根に魅力があるとは知らなかったので驚きです。
ただかいわれ大根を食べると辛みがあるように、刺激が強い食材なので食べ過ぎには注意しましょう。
特に赤ちゃんや小さいお子様に生で食べさせると、アレルギーを引き起こしてしまう恐れもあります。
大人でも食べ過ぎるとお腹が痛くなったりすることがあるので、体に良いからと言って過剰摂取しないように気を付けましょう。
かいわれ大根の再利用法とは。根だけでは成長しない?
かいわれ大根は名前の通り、大根の新芽です。
食べると大根のような甘味と辛みがあって美味しいですよね。
豆苗は根っこが付いたまま売られていて、もう一度育てる方法もパッケージの裏に書いてくれています。
かいわれ大根は豆苗によく似ていますが、根っこを水につけておいても再利用することはできません。
かいわれ大根の根っこだけでは成長するための力を持っていなくて、葉が成長するためのカギを握っています。
そのため葉がなくなると再成長する事はできなくなるので、根っこだけ残しておいても腐ってしまいます。
たまにスーパーで買ってきたかいわれ大根の根っこを残して水に入れておくと、何本かだけ芽がでてくることがあります。
これは単純にまだ発芽していなかった種が芽を出しただけで、再成長したわけではありません。
かいわれ大根は食べる前に洗う必要がある?軽くで大丈夫!
かいわれ大根は家庭菜園に限らず、スーパーで売られている物も土を使わずに栽培されています。
「土を使ってないなら汚くないから洗わなくてもいいの?」と思ってしまいますが、洗った方が良いです。
育てる時にホコリなどが付いている可能性があるので、軽く洗ってあげるだけで大丈夫です。
切る前にかいわれ大根の茎の部分を輪ゴムでまとめておいて、根っこのギリギリ上の部分を切ってください。
そうすると、くっついてきた種や根っこを洗い流しやすくなります。
かいわれ大根の根についたフワフワはカビ?その正体は根毛だった!
スーパーでかいわれ大根を買ってきたとき、根っこについたフワフワした白いものを見て、カビ?!と思ったことはありませんか?
これは根毛なので安心してください。
かいわれ大根の根っこが青くなっていることもありますが、これもカビではありません。
かいわれ大根は高温多湿に弱いので、かいわれ大根を育てる時に水をあげすぎるとカビが生えてきてしまいます。
気温が高くてもカビが生えやすくなるので、夏に育てる時は置く場所に気をつけましょう。
エアコンやヒーターを使う夏と冬では育てる場所を変えた方がいいですね。
20度くらいが育てるのに適温とされています。
育てたものを収穫する場合は根本から取り除かないと、カビてきてしまうおそれがあります。
一度に収穫しない場合はその都度、根本から取るようにして下さいね。
まとめ
今回はかいわれ大根が体にすごく良いという事が分かりました。
添える程度のおまけくらいにしか考えていなかったので、これからは必需品になりそうです。