こんにゃくは白と黒で栄養は異なる?関西で白が不人気の理由も面白い




私の中でこんにゃくといえば黒色で、
白いこんにゃくはお店のメニューで食べたことがある程度です。

別に白いこんにゃくがおいしくないとか嫌いとか
そういうことは全くないのですが、
なんとなく黒の方が見慣れているので
こんにゃくを買うときは黒をいつも選びます。

そもそも味はほぼ同じなのに白と黒のこんにゃくは
一体何が違うのでしょうか?

どちらも原材料は同じなので味も同じ。
そうなるとやっぱり栄養価も全く同じなんです。

ではなぜわざわざ色違いを作ることになったのでしょうか?

こんにゃくに含まれる栄養素や、おいしく栄養が摂れる
おすすめのメニューなども紹介しちゃいますね!

こんにゃくの栄養素が優秀!食物繊維、カリウム、カルシウム、鉄。そして何より低カロリー!

こんにゃくはカロリーが低くてヘルシーなんですが
食物繊維が含まれているのでダイエットにも効果的なんです。

ミネラルの一種であるカリウムも含まれているので、
余分な塩分を出して、血圧を下げる効果も期待できます。

歯や骨の元となるカルシウムも入っていますし、
血液を作るのに必要な鉄分も入っています。

こんにゃくは、しらたきやはるさめ、くずきりなどの
いも類の加工品に比べて1番低カロリーで低糖質です。

こんにゃくはダイエットに効果的なだけでなく、
便秘解消などの妊婦さんに役立つ栄養素も含まれています。

こんにゃくが黒い理由は手間をかけている証だった!?

白も黒も原料はこんにゃく芋なのですが、
作り方の違いで色が変わっていたんです。

江戸時代以前は黒いこんにゃくしかありませんでした。

生のこんにゃく芋をすりつぶして作っていたので
こんにゃく芋の皮も交ざり、それが黒いこんにゃくの中にある
黒いつぶつぶの正体だったんです。

当時は藁の灰を水で溶かした灰汁で煮てから
すりつぶしたこんにゃく芋に混ぜて固めていたので
全体的に色が黒くなりました。

すごく手間がかかるので、現在では
水酸化カルシウム水溶液などのアルカリ液が
こんにゃくの凝固剤として使われています。

こんにゃくが白い理由はこんにゃく粉で不純物が混ざらなくなったから

では白いこんにゃくはどうやって生まれたのでしょうか。

生のこんにゃく芋は収穫できる時期が限られていて
保存もきかないのですぐ食べられなくなってしまっていました。

いつでもこんにゃくを食べられるようにするには
どうすればいいのか昔の人が考えた結果、
こんにゃく芋を乾燥させて粉末を作ればいいと思いつき
こんにゃく粉が作られるようになったのです。

昔の人は本当に頭が良いし発想力も技術もすごいですよね。

こんにゃく芋を粉末にするときに
今まで混ざってしまっていた黒い皮などの不純物が
混ざらなくなったので白いこんにゃくが出来上がったのです。

でも黒いこんにゃくを食べ慣れていた人たちは
色のついていない白いこんにゃくは受け入れにくく
「美味しくなさそう」だと人気が出ませんでした。

発祥の地である江戸(今の東京)でも人気がなく、
江戸で考えられた作り方の白いこんにゃくは、
関西の人からすると余計に受け入れにくかったみたいです。
そのため現代でも関西では黒のこんにゃくが主流なんです。

こんにゃくについて調べるまで
こんにゃくの色の違いにそんな歴史があったとは
全く知らなかったのですが、
昔の人と自分の白いこんにゃくに対する気持ちが
同じだったことに少し感動しちゃいました。

こんにゃく芋の生産をしていない北海道などの北日本では
こんにゃく芋をすりつぶす作り方に馴染みがないせいか
白いこんにゃくが主流になっています。

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こんにゃくの赤や緑が作られたのはなぜ?白があまりに不人気で着色も!?

江戸時代に完成した白いこんにゃくの方が
日持ちも良かったのですが、なかなか売れないので
わざわざ白いこんにゃくにひじきなどの海藻を加えて
黒くして売るようになりました。

現在でもほとんどはこんにゃく粉を使った作り方をしているので
白いこんにゃくにも海藻などが入っていますが、
少しだけなのでほとんど栄養も味も変わりません。

赤や緑のカラフルなこんにゃくが出来た理由。刺身に似せるため?赤は鉄分豊富!?

こんにゃくは白と黒だけではなく、緑や赤もあります。

赤こんにゃくは滋賀県の精進料理で、
刺身に似せるために着色されたのが始まりだそうです。

昔はトウキビの実の皮や食紅を使って着色していましたが、
三二酸化鉄という添加物を使って色をつけているので、
白黒こんにゃくよりも鉄分が豊富です。

緑のこんにゃくには青のりの原料になるアオサが入っていて
スーパーでも刺身こんにゃくとしてよく売られていますよね。

まとめ

こんにゃくに含まれているカルシウムは、
さらに吸収がよくなるビタミンDが豊富な魚やキノコ類と
合わせて食べるといいみたいです。

カルシウムを骨に定着させてくれる
ビタミンKが豊富なほうれん草や小松菜などの青菜野菜と、
納豆とも一緒に組み合わせて食べるのが良さそうです。

こんにゃくとキノコの甘辛煮
ビタミンDが豊富なまいたけを使ったり、
食物繊維たっぷりのごぼうとこんにゃくの甘辛煮なども
栄養がたっぷりとれて美味しくいただけます。

にんじんやピーマンを使ったきんぴらもオススメです。

にんじんも食物繊維が豊富で、
ピーマンに多く含まれるビタミンC
こんにゃくに含まれるカルシウムの吸収率を高めてくれます。

こんにゃくは調理もしやすく味がしみ込むと
より美味しくなって白ご飯も進んじゃうので、
ついつい食べ過ぎてしまわないように気を付けてくださいね。

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