赤ちゃんの寝かしつけ、苦労する事なく出来ますか?
そんな疑問を投げかけられたら、私は瞬時に「出来ません!」と答える自信があります。
眠たさゆえの甘えん坊から始まり、急にやってくるものすごい機嫌の悪さ、眠たいのに寝付いてくれないもどかしさ。
「眠たいならぐずってないで早く寝ればいいのに…」何度そう思った事か分かりません。
ほとんどのママさんは抱っこで対処していると思いますが、その苦労は人それぞれのはずです。
そんな苦労が少しでも和らげば…と思いまとめてみましたので、是非お付き合い下さいね。
抱っこで寝かしつけはよくないって本当?正解は、どんどん抱っこして!
「抱っこばっかりしていると抱きグセがつくからあまりしないほうが良い」
そんな昔からの言われを耳にした事はありませんか?
初めて耳にする方もいると思いますが、抱きグセとは、” 赤ちゃんを頻繁に抱っこする事で癖がつき、泣いている時でも抱っこをしないと泣き止まなくなる”と昔から言われている言葉です。
私も、娘を出産した後によくおばあちゃんから言われ、時には「泣く方が心肺機能が高まるからいいの!その内疲れて寝るから」と言われる事もありました。
そうは言っても横で泣いている我が子を放置なんて出来ず、結局抱っこし、あやして寝かしつけを行っていました。
そんな昔からの言い伝えがある訳ですが、昔と今の環境は随分と変わっています。
昔はビタミンDの欠乏を防ぐ為、赤ちゃんの日光浴が推奨されていましたが、近年では紫外線量が増え、日焼けし過ぎるのも良くないと言われています。
抱きグセという言葉も今では古いとされていて、最近では赤ちゃんを抱っこする事が推奨されています。
むしろ抱きグセをつけるほうが良いという専門家もいるほどです。
しかも、泣いているのに抱っこもしてもらえない方が赤ちゃんにとってストレスになるようで、情緒不安定になったり短気な性格に育ってしまうという報告もあるそうです。
これを踏まえ、寝かしつけに限らず赤ちゃんにはどんどん抱っこをしてあげて下さいね。
赤ちゃんが寝る前にぐずる理由と寝かしつけるまでの平均時間。お助けグッズも
よっぽど眠たい時を除いて、赤ちゃんって基本的に寝る前にぐずるイメージがありますよね。
おおまかに言うと、
- おなかがすいている
- 体調が悪い
- 理由はない
などが挙げられるのですが、おなかがすいたと言っても1時間前にミルクをあげていたらその時点であげる事って難しいですよね。
私も何が原因で泣いているのか分からず、とりあえずおなかがすいたのかもと思いミルクをあげたりしていました。
でもそうではなかったようで全力で首を振って「今じゃないー!!」と言わんばかりにアピールをされてました。
そうなると抱っこで寝かしつけに入る事になるのですが、みなさんは抱っこして寝かしつけるのにどれ位時間を要していますか?
平均的に見てみると、
- 30分・・・35%
- 20分・・・19%
このように、結構長い時間をかけないと寝てくれない赤ちゃんは多いようです。
しかも23%の人は45分以上かかっているというデータもあります。
私も30分以上かかっていましたが、このデータを見ると納得される方も多いのではないでしょうか?
いくら赤ちゃんとはいえ平均的に4~5㎏の体重を抱えてこの時間を過ごすのは中々大変なものがあります。
ここからは、少しでも赤ちゃんが気持ち良く寝付いてくれる為の知恵をご紹介していきますね。
抱っこ紐を利用する
この抱っこ紐も何でもいいという訳ではなく、風通しや通気性の良い物を選びましょう。
特に、夏場なんかは抱っこ紐の中に熱がこもり、赤ちゃんの機嫌が悪くなるどころか熱中症の危険性もあります。
抱っこふとんを利用する
抱っこ紐と少し違う所は、紐がない為ママの腕の中で寝付いた後にそのままベッドやふとんへ降ろせるというメリットがあります。
やっと寝付いてくれたからふとんに降ろそう…と思ったところでいきなり目を覚ましてしまい今までの苦労が水の泡になってしまった経験ってありますよね?
この抱っこふとんは元々がふとんになっている為、降ろして移動する際も、赤ちゃんがあまり違和感を感じる事がありません。
ただ、あまりあれこれ試してしまうと赤ちゃんが混乱してしまう事もありますので、そこは注意が必要です。
まとめ
あんなに重労働で大変な思いをしたのにも関わらず、腕の中で寝ていた温もり、何とも言えない幸福感、今となってはもう味わう事が出来ない寂しさがあります。
寝ぐずりや抱っこをしないと寝てくれない状況は本当に大変です。
でもそれはずっと続く訳ではなく、気が付いたら一人で寝てくれるようになるはずです。
今しか出来ないスキンシップ、今しか味わえない温もり…寝かせつける時に一緒に寝てしまってもいいと思います!
お母さんに触れているだけできっと赤ちゃんは幸せなはずですから…。
抱っこする事で、赤ちゃんとママの密接な触れ合いが高まり安心して寝付く事が出来るよう、ママもリラックスして寝かしつけを行ってみて下さいね。