息子はこどもちゃれんじbabyをやっています。
我が家では夫が読み聞かせをしてくれるのですが、
教材が届いて、絵本を読んでくれていた夫が一言。
この文字、間違ってない?
えっ・・・。ベネッセが間違う訳はないと思うんだけど、念のため問い合わせしてみようか。
と電話で問い合わせしたときのベネッセの対応がスゴかったので、ご紹介します。
ちゃれんじ絵本「こんにちは しまじろう」の文字が間違っている?!
1歳2ヵ月の教材として我が家にやってきた本がこちら。
「ぺこっ」とおじぎするのを学ばせてくれるようになっている絵本です。
1歳過ぎだと、言える言葉って
「あー」とか「うー」とかたまに「ままー」とか、「ぱっぱー」とか(笑)
そう言えば一昨日「ABC」と言っていたら
一生懸命真似していてほぼ「エービーシー」と言えていてびっくりしました。
普段はとってもマイペースな息子。
手を広げて「おいで」と言っても、未だに理解してもらえないので
そんな息子がABCと真似して言ってくれたことに感動しました。
と、ちょっと脱線しましたが、
(早い子だともっと話すのだと思いますが)
うちの子だと「こんにちは」や「ありがとう」「おはよう」「おやすみなさい」なんて
しばらくは言えそうにありません。
でも例えば何か物をもらったとき、
お友達と遊んでいて「どうぞ」「ありがとう」のやり取りをするとき、など
「ぺこっ」と頭を下げてくれたら有難い!!ですよね。
完全に親の都合とも言えますけど(笑)
こんにちはの代わりに「ぺこっ」
ありがとうの代わりに「ぺこっ」
「ぺこっ」とお辞儀をすることを教えてくれる、
それが1歳前後に届くちゃれんじの教材たちなのです。
(こどもちゃれんじbabyの教材のこともあれば、こどもちゃれんじぷちの先行教材のこともある)
そのお辞儀教えてくれる教材の1つの「こんにちは しまじろう」が
どうも間違っているよう。
具体的に言うと、これです。↓↓↓
・・・ん?
・・・んんん???
ぺこっで?
ぺこっ・・・「で」?
「ぺこっと ごあいさつ」でもなく
「ぺこって ごあいさつ」でもなく
「ぺこっで ごあいさつ」???
「ぺこっ で ごあいさつ」でもなく
「ぺこっで ごあいさつ」???
もう一ヶ所あるんだよね~。
これは合っているのか・・・?
だがしかし、気になる。
ベネッセと言えば、とても丁寧に仕事をすることで有名なイメージの企業。
だが本当にこれで合っているのか、どうしても気になる・・・。
ということでコールセンターへに電話。
コールセンターに合っているのか確認の電話をしました
コールセンターの窓口に出た方は、
その場に同じ絵本を持って来てくれて、合っているか確認をしてくれました。
で、結論は「これで合っています」と。
ここまでは普通の対応だと思うんですよね。
ベネッセが凄いのはここからでした。
窓口のお姉さんが言うには
「担当者から、ぺこっでの意図についてご説明いたしましょうか?」とのこと。
なんですとー???
心の中で「(そこまで手間をかけさせるのは申し訳ないなぁ・・・)」と思いながらも
「(こんな機会はなかなかない!ぜひ説明していただこう)」と
あっじゃあお願いします。
と答える私。
「本日は日曜日ですので、水曜日までには必ず担当者からご連絡致しますので」
と言うコールセンターのお姉さん。
↑火曜日までは4連休だった。
そしてすっかりそんなやり取りを忘れた水曜日、
朝・昼・夕方と見知らぬ電話番号から電話がかかってきた。
ガン無視していた私だけど、
3回目にさすがに「なんだろう・・・?」と出てみることに。
「こどもちゃれんじの〇〇担当の△△と申します。」的な感じだったと思います。
あー!ご丁寧にありがとうございます!
担当者からの返答
簡単に言うと、
「ぺこっで」で合っているが、
お辞儀を学んでもらいたいときに
親御さんの頭の中にハテナを浮かばせてしまったこと自体が問題だと感じている。
次回の改訂の際に、修正も検討しようと思います。
とのことでした。
以下、詳細です。
「お辞儀でごあいさつ」の「お辞儀」を「ぺこっ」に置き換え
「お辞儀でごあいさつ」のお辞儀を ぺこっに置き換えている。
⇒「ぺこっでごあいさつ」
「♪あくしゅでこんにちは」の歌のように使っている
その背景には「あくしゅでこんにちは」という童謡がある。
<♪あくしゅでこんにちは>
てくてく てくてく あるいてきて
あくしゅで こんにちは
ごきげん いかが
この歌は私は知らなかったのですが、
電話口で担当者の方が歌ってくれました。
いきなり歌い出されたのでびっくりはしたけど、おぉー歌ってまでくれるなんて!と感動が勝ちました(笑)
あくしゅで こんにちは
↓↓↓
ぺこっで ごあいさつ
擬音語を使う時期である
「ぎゅっとして」とか「もぐもぐ食べよう」とか
擬音語を使う時期なので、このような表現になった。
その他、仰っていたこと
ちゃれんじの絵本やおもちゃは、吟味に吟味を重ねて作っていて
何人ものモニターさんにも使っていただいたりもして(おそらくサンプル時点?)
出来上がっている。
だけど、集中するあまり、見えなくなってしまう部分があって、
このように意見をいただけるのはとても有難い。
「ぺこっで」で正しくないとは決して思っていないけれども、
動作についてお子さんに覚えて欲しい時期に
それを読み聞かせする親御さんの頭の中に「これは合っているんだろうか・・・?」と
頭にハテナを浮かばせてしまうこと自体が問題だと感じている。
「今回も、今回の<で>の意図についてどのようにご説明差し上げるのが良いか
担当者で話し合っていたところなんです。」
と仰っていました。
たまたま今回の担当者の方がそうだったのかもしれませんが
本気で子どもの成長を考えてくれているのが伝わりました。
ベネッセないしは担当者さんの対応は悪いどころか、
神対応に近いのではないかな、と思いました。
「ぷち」と「baby」の違いも分からず、
「このまま何もしなかったらステップアップ出来ないんですか?(ぷちは受講できないんですか?)」
とコールセンターに謎の質問をした時には
「ぜひ<ぷち>の先行予約をお願いします」という感じでもまったくなく
なんて営業っけのないコールセンターなんだ!
むしろ不親切レベル!(笑)
と思いましたが、
「絵本の文字が間違っているのでは?」という問い合わせに対して、
おそらく正社員であろう担当者がわざわざ説明に電話をかけて来てくれて
歌まで歌ってくれるなんて、ベネッセ凄すぎる・・・信頼できる企業!と思いました。
最近は、問い合わせが面倒だからなのか、
電話すらおかない(すべてメール対応)企業も増えてきていますからね💦
しかもメールで質問しても返ってこない企業もあります。
子供が続けたいという限り
安心してちゃれんじを受講できるなと思いました。
おまけ
「次回の改訂の際に、修正も検討しようと思います」とのことだったので、
ぺこっで
ごあいさつ
ではなく、
ぺこっ
で ごあいさつ
であれば、疑問に思わなかったと思います。
と、おこがましくも、我が家の意見を伝えてみました。
もし改訂されたとして、
ぺこっ
で ごあいさつ
になってたらすごい(笑)
↑どうやって知るのさ(笑)
ちなみに連動しているDVDでも「ぺこっでごあいさつ」と言っていました。
最後に
我が家の息子くんはママが大好き、1歳1ヵ月を過ぎてもなお後追い真っ最中。
だけど「しまちゃん大好き」ボーイで、
しまちゃん(しまじろう)さえいれば大人しい。
アンパンマンは無視。
トーマスは途中で必ず飽きる。
「いないいないばあっ!」は見ないこともないけど途中で飽きることも。
15分なら15分、30分なら30分、最後まで見てくれるのはしまちゃんのみ。
ちょっと料理をしたい、とか
ちょっとトイレに行きたい、とか
ちょっと集中してブログを書きたい、とか
そんなときは、しまじろうの出番!
今のところ昼間は私が一人で息子のお世話をしている我が家は
「しまじろうのわお」と
「こどもちゃれんじ<ぷち>」先行教材や体験DVD
「こどもちゃれんじ<baby>」のDVD
のヘビロテで暮らしています。
生物や外遊び、ことばetc. いろんなことを教えてくれるのもいいんだよね。
なので、これからもベネッセには頑張ってほしいと思うばかり。
「絵本の文字が間違っている?!と思ってコールセンターにかけてみたら・・・」
の巻でした。
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