「眠いんだったら寝てよ~」と思ってしまうほど、赤ちゃんの寝かしつけに苦労した事はないですか?
私もその内の一人でした。
小さいといえども個性があり性格も違う訳ですから、一般的な方法が全ての赤ちゃんに通用するとも限りません。
時にボロボロになりながらも頑張るママさん達の力になれるよう、私の体験談含めお話していきたいと思います。
赤ちゃんが寝付かない理由。空腹、オムツ、体調、温度。昼夜のリズムの把握は6カ月から
よく赤ちゃんが寝付かない理由に、
- お腹がすいている
- オムツの交換
- 体調不良
- 暑い・寒い
というのが挙げられています。
この他に「体内時計が整っていない」という理由もあります。
産まれたばかりはまだ昼夜問わず寝ては起きて…を繰り返し、生後3~4か月頃で整い始め6ケ月頃にはきちんと昼夜のリズムを把握する事が出来るようになると言われています。
それでも中々寝付いてくれない時ってありますよね?
我が子の場合は「眠たくなったんだろうなぁ」と思い抱っこしてあやすとグズグズ言いながらその内ウトウトし始めます。
そして寝付いた頃にベッドに戻そうとすると、「今ベッドに置こうとしてるよね?」「今置いたら全力で泣きますよ?」と言わんばかりに目を開け訴えてきました。
こうなったらもうゼロからのスタートになります、ベッドに置きかけた腕をまたそっと戻しユラユラトントン…
何かの筋トレ?と思うほど下げては上げを繰り返し、こっちの体力と気持ちのバロメーターが減りきる位にやっと寝付いてくれる訳なんですが、一番困るのが何をしても寝付いてくれない状況です。
ミルクもあげた、オムツも変えた、本人も眠たそうにしている…いつもなら抱っこで寝るハズなのにその時に限って暫くぐずって寝てくれません。
何がいけないのか?もしかしたらどこか調子悪いんじゃ?これ寝たとしても調子悪かったらどうしよう?
初めての子供でかなり心配性になった私は不安になる事ばかり考えていました。
そこで母に相談をしてみた所、「赤ちゃんのコンディションは良くても寝る環境が整ってなかったら寝ないんじゃない?どうせカーテンとか開けっぱなしで寝かしつけようとしてるんじゃないの?」
あっ、なるほど。
赤ちゃんが眠りにつきやすい環境作りをしてみよう。
寝かしつけには環境も大切。遮光カーテンと水の音でグズる事なく寝付いてくれた
メラトニンが夜に分泌される事で眠たくなる訳ですが、一般的に光の刺激を受けると分泌が抑えられてしまいます。
特に分泌量の多い赤ちゃんなんかは光の刺激を受けやすい為に寝れなくなってしまう事もあります。
「じゃぁ昼間に眠たくなったら部屋を暗くすればいいのでは?」
そう考え早速遮光カーテンへ変更し実践する事にしました。
結果…今まで余裕で30分はかかっていた寝かしつけがその日は20分程で寝ていました。
もちろん個人差はあるしグズリが全くなかった訳ではありません。
物に頼る事でこんなに効果があるなら今度は音楽なんてどう?と思い、音楽を聴かせてみる事にしてみました。
今は日々の生活に疲れた大人向けに「脳がとろける音楽」や「自立神経を整える音楽」等、多種多様なヒーリングミュージックが存在しますよね。
それと同じように赤ちゃんの睡眠音楽も数多く存在しているので、利用している方も多いと思います。
では、数多く存在する睡眠音楽はどんなタイプのものがあるのでしょうか?
- ピアノ音
- オルゴール音
- 水の流れる音
- お母さんのお腹の中にいた時の音
どれも効果テキメンな感じがしませんか?
新生児の時はお腹の中にいた時の音をよく聞かせていましたが、少し月数が経ってくるとだんだん効果が薄れてきまして…
意外性のあった水の流れる音を次に聞かせてみました。
そもそもなぜ水の流れる音がいいの?私お得意の素朴な疑問の始まりです。
川のせせらぎなどといった音は、人が「気持ちいい」と感じ安らげる脳波になっていく効果があるようです。
これは小鳥の鳴き声や波音でも同じ様な効果があるので、水の音でも寝付いてくれなかった方は諦めずに是非こちらを試してみて下さい。
少し話がズレてしまいましたが、我が娘は水の音に安心したのかあまりグズる事なく寝付いてくれました。
でもベッドに寝かせた状態ではなく、抱っこしてユラユラしながら…それが大前提ではあったのですが…
しかも私がこのような事をしていた15年前は今のように動画サイトなんてなかった為、わざわざCDを購入していました。
まとめ
赤ちゃんは生後5か月頃には音楽に反応するようになります。
今回は寝かしつけにおける音楽をテーマにお話ししてきましたが、音楽は乳幼児教育にとっても重要な役割があり記憶力の発達・感性が豊かになるともいわれています。
便利な世の中になった今、スマホで検索をかけると本当にたくさんの音楽が出てきます。
是非自分の子供に合った音楽を見つけてみて下さい。
ただし音量や音楽のかけっぱなしには注意し、時にはママも一緒に癒されて子育てライフを楽しんでいきましょう。