「実家が汚くて帰りたくない」
「旦那や彼氏に見られたくない」
「片づけようとしたら親が怒る」
「親が亡くなった時に片づけるのは自分だから困る」
こういった悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
実家がゴミ屋敷化して困っている人必見!
片づけられない人とその解決法をお伝えします。
片づけられない人の特徴とその解決法
物が捨てられない
片づけられない人の大半は、不要な物が捨てられないため、
家の中が物で溢れかえっています。
例えば、お店でもらう紙袋や、着なくなった洋服など。
「また使うかもしれないし」「流行は繰り返すっていうし」
と、今は全く使っていない物でも大切に保管する特徴があります。
勿体ない精神が強い人ほど、片づけられない傾向があります。
また、思い出の品(子どもが描いた絵や、手紙、年賀状など)を
捨てられない人も多いです。
確かに思い出の品は捨てがたいですが、数年も見ておらず、
存在すら忘れている人は多いのではないでしょうか。
解決法は、捨てる基準を決めることです。
例えば、明らかなゴミは捨てる、1年間使わなかった物は捨てる、
たくさん数のあるものは捨てるなどです。
それでも、どうしても捨てられない人は、
寄付や、メルカリやヤフオクで売る方法もあります。
ただ、これも〇カ月売れなかったら捨てるなど、
期限を設けた方が良いでしょう。
浪費癖がある
100円均一やコンビニで、何でもすぐに手に入り、
またクリック一つで買い物ができる世の中。
「安いし、とりあえず買っておこう」といって
不要な物をたくさん買い込んでいませんか。
この浪費癖こそが、家の中が物で溢れかえる原因です。
まずは、不要な物を買わないように、
用事もないのにコンビニに立ち寄ったり、
100円均一に行く回数を減らしてみましょう。
そして、物を買う前に、本当に必要なのか一度じっくり考えましょう。
そもそも汚いと思っていない
散らかった部屋でずっと過ごしていたら、
散らかっていることすら気づかず、
そもそも汚いと感じていない人がいます。
汚部屋の方が落ち着くっていう人もいるのではないでしょうか。
部屋が汚いという自覚をもってもらうことはとても難しいですが、
第三者から汚いという事実を根気よく伝えるしかありません。
親の家が汚い!どうして捨てられないの?意外な理由があった!
親の家が汚いのには2つ理由があります。
1つ目は、人間、歳を取ると忘れっぽくなります。
あとで片付けようと思っても、置いておいた事を忘れてしまったり、
どこに片づけたのか分からなくなり、何度も同じものを買ってしまったり。
片づけるのを忘れて、出しっぱなしの物が増えれば家は汚くなりますし、
物が増えてしまっては、片づける場所の確保に困ります。
また、歳を取るにつれて、勿体ない精神が強くなる傾向があります。
勿体ないから捨てられない、けど新しいものは増えていくでは、
どんどんと家に物があふれていき、汚部屋となっていきます。
何十年と同じ家で生活してきた親世代。
ためてきた物の量は計り知れません。
2つ目は、実家に放置された子どもの荷物や、
子どもの成長と共に増え続けた思い出の品がたくさんあり、
捨てるに捨てられないからです。
子どもの荷物はどう扱ってよいのか分からず、
子どもが使っていた部屋をそのまま放置している場合があります。
この場合は子どもにも責任があります。
実家で使っていた部屋を片づけ、自分の物は処分しましょう。
そうすることで、親の物を片づけるスペースができます。
片付け方法と配慮すべきポイント!
いざ、親の家を片づけようと思っても、勝手にやると怒られます。
親にとってはどれも大切な物なので、
簡単に捨てるわけにはいきません。
では、どうやって片づけたらいいのでしょうか。
片付け方法と親に配慮すべきポイントを紹介します。
片付け方法
整理整頓をする
物を捨てて、片づけられるスペースを確保することが、一番大切です。
しかし、物が捨てられない人にとって、
捨てるということはかなりの覚悟がいります。
なので、まずは
①必要な物
②たまにしか使わない物
③使わないが置いておきたい物
④捨ててもいい物
に分類してみましょう。
そうすると、最低でも一つは④捨ててもいい物が出てくるはずです。
一つ物を捨てると、もしかしたら片づけたい欲がでてくるかもしれません。
そして、物を分類することで、
物を片づける場所も決める事ができます。
使用頻度の高い物は手前に、使用頻度の低い物は奥に片づけることで、
必要な物だけを取り出すことができ、部屋が汚れるのを防ぐことができます。
リサイクルに出す、寄付をする
物が捨てられないのであれば、リサイクルを提案してみましょう。
リサイクルショップに持っていったり、
最近ではメルカリやヤフオクで出品したりする方法があります。
また、衣類だと「古着deワクチン」「フクサポ」などを利用して
国際貢献をすることもできます。
誰かのためになるのであれば、片づける意欲、
手放す決意もできるのではないでしょうか。
配慮するべきポイント
捨てると言わない
本人以外から見たら明らかなゴミでも、
本人にとっては大切な物かもしれません。
すぐに「捨てる」と言わないように心がけましょう。
汚いからといって、親を責めるのもNGです。
危険だということを伝える
親が高齢である場合は、床に物が散らかっていては、
つまずいて転んでしまうかもしれません。
お孫さんがまだ小さい場合は、
誤って口に入れてしまう可能性もあります。
片づけないことによる弊害を伝えることは効果的です。
特に可愛いお孫さんのためとなると、
やる気スイッチが入るかもしれません。
一緒に片づける
「片付けて」と言うのは簡単ですが、
実際、物で溢れている家の片づけはとても大変です。
特にご高齢の親であれば、尚更です。
楽しくコミュニケーションを取りながら、
時々思い出の品を懐かしみながら、
一緒に片づけをしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。
親の家が汚くて困っている人はたくさんいます。
私の親もまさに片づけられない、物が捨てられない人で、
家の中はたくさんの物で溢れかえっていました。
勝手に片づけると怒られる、けど親は片付けない。
何度も何度も片づけるように親を説得しても、
なかなか実行してくれませんでした。
しかし、ある日、実家を訪ねると、
家の中がとても片付いていて、綺麗になっていました。
私の親が家の中を片づけるようになったきっかけは、孫の存在でした。
やはり、孫の存在は偉大です。
実家が汚くて困っている人は、
ぜひ今回ご紹介した片付け方法を実践してみてください。
くれぐれも親への配慮はお忘れなく。