お宮参りの着物は準備が大変!?体験したリアルな苦労と大満足の理由




お宮参りのママの服装ってどうしますか?

パパの場合はスーツで問題ないけども、ママはスーツ?それとも着物?

一人目の赤ちゃんの場合、ただでさえまだぎこちない動作なのにどんな格好をしていったらいいのか悩む方も多いのではないでしょうか?着慣れている普段着という訳にもいかないですし…

私自身、娘のお宮参りの時は着物を着用しました。

着物を着てのお宮参りに至るまでの私の体験談を交え、お話をしていきたいと思います。

お宮参りの祝い着はどこで用意する?ネット通販や写真館でレンタルも

まずお宮参りはおおよそ…

  • 男の子は生後31日目
  • 女の子は生後32日目

基本的にお宮参りは、祝い着と呼ばれるものを着用するのが基本となっています。

これは赤ちゃんが着用するもので、俗に「産気」や「初着」と呼ばれています。

記念撮影も兼ね写真館等でレンタルも出来ますが、今ではネット通販でも5,000円程で購入する事が出来ます。

着物をおすすめするのには理由がある!大変だった準備も含めて大切な思い出に。

このように赤ちゃんが正装している場合、パパとママはどのような格好をしたら良いのでしょうか?着物?それともスーツでいいの?

統計で見るとパパはほぼスーツとなっており、ママは2割程度着物を着用されています。

これは地域によっても大きく差がでたりもしますが…

残りの8割の人はスーツ(授乳対応出来るものもあり)となっているようです。

着物は2割という低い値になっているけども、せっかくなら普段袖を通す事のない着物を着てお宮参りしたいな…と思い着物を選んだ私の経験を、ここからは少しお話していきたいと思います。

ちなみに私は自分で着付けは出来ません。

まず着物を着る上での不安。

  • 着物って準備が大変そう
  • 授乳が難しい
  • 慣れない着物に疲れそう など。

しかも必要となってくるものが、肌着の代わりとなる「襦袢(じゅはん)」、帯に足袋等、スーツとは違う細かい用品が多く、一からの準備となると大変です。

成人式では着ているけども、それってほとんど着物販売店の言われる通りに揃えて購入しているし、成人式当日も美容院等で着付けを行っている為、ほぼ「着せられている」感が満載な状態ですよね。

そんな人任せな状態にも関わらず、やっぱり着物って色々大変なんだなというイメージは拭えないもので…

でもそれでも着物を着たいという願望が強かったので、準備をする事にしました。

私の場合、母が着用していた訪問着があった為、それを着る事にしました。

訪問着とは、入学式やお呼ばれの際に着用する物で、1着持っていると便利とされています。

ただ、着物離れが進む現代、持っている人は少ないのではないでしょうか?

でも便利な世の中、最近では安価でレンタルサービスを行っている所もありますのでご安心下さい。

さて、着物があるからといってそのまま着れる訳ではありません。

「襦袢」と呼ばれるこちらは、「肌襦袢(はだじゅはん)」と「長襦袢(ながじゅはん)」に大きく2つに分類されます。

  • 肌襦袢 着物の下に着る肌着
  • 長襦袢 インナーのようなもの(防寒対策になります)

これは必ず着用する物です。

成人式の時に着物を着た方は、これらのどちらかを持っていると思います。

更にこれに加え帯留め、草履に和装専用のバッグ…と小物がとにかく多いのが着物の特徴です。

ここまでくると「ほんとに色々大変…」って半ば挫折しそうになりますが、着物を着る事で背筋もシャキンとして、凛とした雰囲気が出せますよ。

次に授乳の問題です。

神社にはママが着ている物を手直しできるような場所があまり多くありません。

着物を着ていると尚更授乳なんて難しくなる為、私は全ての準備が終わり出かける直前に、事前に搾乳しておいた物を飲ませました。

幸い次の授乳時間まではもってくれたので事なきを得ました。

ネットで検索していると着物=大変、疲れるなどといったフレーズを目にする事も多いと思います。

でも今は写真館で赤ちゃんやママの着物をレンタルでき、ママには着付けも行ってくれてそのままお宮参りに行けるプランもあります。

着付けなんて出来ない!準備するのは大変!でも着物を着たい!

そういった時に、このようなサービスを利用するのもおススメではないでしょうか。

まとめ

お宮参りに着物を着ると決めてからあまり時間がなかった為、私の場合は結構ドタバタな準備になりましたが、事前に余裕をもって準備を行えば無事当日を迎える事ができると思います。

時間に余裕がない私でも無事に迎える事が出来ました。

確かに着物を着慣れていないと準備する事も大変だし、ましてや私のように着付けすら自分で出来ない人が着ようとすると逆に家族に対して迷惑になっていたのかもしれません。

ただ一言申し上げますと、確かに準備は大変でしたが、それも含めてのお宮参りは私にとっては記念に残るものでした。

お宮参りや七五三などで神社へ参拝に行っても着物を着ているママさんはあまりいません。

着物を着る人が少なくなっていますが、こういう機会で着物を着ていつもとは違う自分を見つけるのも良いものだと思います。

そんな私は、娘の卒園式・卒業式、懲りずに着物を着ようとして、家族から「着たいのなら自分で着れるようになってから言えー!」と猛反対をくらい現在に至っています。

でも次は娘の高校の卒業式が控えており、人生最後の卒業式になるかもしれない節目にまた着たいなぁと企んでいます。

タイトルとURLをコピーしました