家庭料理でよくシソを使うから
せっかくだから水耕栽培をしてみたけれども、
思った様に育たなくなってしまった。
そんな経験ないでしょうか。
シソの水耕栽培は比較的に初心者にオススメなんですが、
しっかりと正しい知識を入れておかないと失敗してしまいます。
今回はよくある失敗例と
初心者でも簡単に水耕栽培できる方法をを紹介していきます。
大葉の水耕栽培でやりがちな6つの失敗!大切なのは土台と太陽、時期と水分!
よくある失敗例として以下の事が考えられます。
- 根が伸びない
- 芽が出ない
- 枯れる
- 茎ばかり大きくなる
- カビが生える
- 徒長
この6つの失敗例について1つずつ解説していきます。
失敗例①根が伸びない
水耕栽培は水だけを使うので、
しっかり水を吸収する為に根を伸ばしていきます。
しかし、なかなか根が伸びない事もあります。
この場合は、スポンジなどの土台の固さが関係してるかもしれません。
スポンジが固かった場合は、なかなか根が伸びないようです。
失敗例②芽が出ない
きちんと種をまいて水分の管理をしても芽が出ない場合は、
種まきの時期がずれている可能性があります。
水耕栽培は室内で行う栽培方法の為、
温度はある程度保たれている環境にあります。
季節を無視して種まきをしてしまう事がありますが、
実は植物は季節の変化に非常に敏感なのです。
適度な温度はもちろんですが、朝晩の温度変化も感じとっています。
栽培の時は、ラベルなどに記載されている時期を守って種まきをしていきましょう。
失敗例③枯れる
植物が突然枯れてしまう事がありますが、
水耕栽培の場合だとその原因は水切れや肥料の濃度が挙げられます。
また、植物の容器のふちが当たっている事が原因で葉が枯れてしまう事があります。
植物が枯れてしまった時は栽培の環境を見直してみるのも1つの手ですね。
失敗例④茎ばかり大きくなる
葉物野菜に多い事なのですが、
茎だけが太くなったり細くなったりしてしまう事があります。
これは、日照不足が原因になっている可能性があります。
葉物野菜は日照量が不足している時は、
の光を求めて長く成長しようとする性質があります。
そうなると、先の葉を支える事が出来なくなり
茎が太くなってしまいます。
さらにその状態で日照量が不足していると、
丈が伸びて茎が太くなるのを繰り返して結果として茎だけが成長してしまいます。
失敗例⑤カビが生える
水耕栽培は水を多く使うので、
どうしてもカビが生えやすくなってしまいます。
カビは、ちょっとした理由でも繁殖してしまいます。
カビが生える多くの理由は、水の与えすぎです。
水を与えすぎても吸い込む量はかわらないので、
カビの繁殖スペースが大きくなってしまいます。
水耕栽培に使う水は、液体肥料が溶けているので
さらにカビの繁殖を増やしてしまいます。
カビは放置すると、次々と繁殖していきます。
定期的な換気と、容器を洗浄する事で
カビを元から防いでいきましょう。
また、カビは太陽の光が苦手です。
日当たりのいい場所に置くか、
水耕栽培用のランプなどを使用してカビを減らしましょう。
失敗例⑥徒長
徒長とは、間延びした芽がひょろひょろのものになってしまう事です。
1度徒長してしまうと、
芽はそのままひょろひょろの状態で成長してしまいます。
その状態で成長しても、折れたり枯れたりしてしまい
実も出来なくなってしまいます。
弱った状態でもある為、細菌や病気にもなりやすく
他の植物にも影響が出てしまいます。
徒長は『日照不足』『水分過多』『栄養過多』が、主な原因となっています。
『日照不足』と『水分過多』は、上記に上げた対策を行います。
『栄養過多』は栄養を与えすぎ無いという事の他に、
間引きをする事が重要な対策となります。
これなら簡単!大葉の水耕栽培はペットボトル、ハイドロボールで失敗なし!
水耕栽培をしてみたいけど何から手をつけたらいいか分からないし、
シソの時期も分からない。
そんなあなたに、水耕栽培を簡単に出来る方法を2つ教えていきます。
シソの時期はいつ?
まずはシソの時期や温度を紹介します。
シソは種まきの時期が4~6月、
収穫の時期が6~9月となっています。
シソの最適な温度は22℃前後です。
シソは春に種まきをして、2ヶ月くらいで大きくなります。
夏の間はずっと収穫する事が出来て、
秋に穂を収穫したり種を取って収穫を終えます。
シソを水耕栽培するメリットは、
いつでも新鮮な状態で収穫が出来て必要な量だけ収穫が出来ることです。
スーパーだと複数枚でしか買えないので、
水耕栽培する事で買いすぎて無駄にしてしまう事も無くなります。
収穫時期も6~9月と長いので、経済的にもお得ですね。
オススメ①ペットボトルを使った水耕栽培
水耕栽培で比較的簡単に出来るのが、ペットボトルを使った栽培方法です。
まずは、水耕栽培の容器を作ります。
ペットボトルは、丸型でも角型でも大丈夫です。
ボトルの上部から3分の1位の所に油性ペンで印をつけて、カッター等で切ります。
切り口には手を切ったりしないように、ビニールテープを貼るといいでしょう。
注ぎ口部分を、逆さにして重ねるだけで完成です。
種まきはトレイを用意します。
スポンジを2.5cm程切って、表面に十字の切れ目を入れます。
トレイにスポンジを並べて、水をひたひたになるまで注ぎます。
十分水を吸わせたら、切れ目部分に種を2~3粒撒きます。
撒き終わったら、種が乾燥しないように
上に湿らせたペーパーを被せます。
スポンジから根が突き抜けるまで成長したら、
ペットボトルに移し替えます。
ペットボトルの底側には、野菜用の液体肥料を混ぜた水を入れます。
水は満水にはせずに、上部2~3cm位は
空気を入れる意味でも空けておきます。
シソは水を多く必要とするので、根がしっかり水に浸かっているか確認しましょう。
藻の発生を防ぐために、アルミホイルや黒い紙などで
液肥の入っている部分を隠します。
液肥は、数日置きに新しいものに替えていくと良いです。
オススメ②ハイドロボールを使った水耕栽培
ハイドロボールとは、粘土を高温で焼いて形成したものです。
見た目は土に似てますが全くの別物です。
オシャレな感じがあり、インテリアとしても楽しめますね。
容器は水位確認の為、透明なものがいいでしょう。
まずは、容器に根腐れ防止剤を入れます。
そこにハイドロボールを3分の2位入れます。
そして根が伸びたシソの苗を容器に移し替えます。
残りの3分の1にハイドロボールを足して、
液肥は容器の3分の1程注いでいきます。
以上の方法で初心者でも水耕栽培が簡単に出来ます。
最後に
いかがでしたか?
上手く育たず挫折してしまったシソの水耕栽培ですが、
失敗例を知ることで対策出来ますね。
水耕栽培自体も、ペットボトルやハイドロボールを使用して
簡単に出来そうです。
私も時期が来たら挑戦してみたいと思いました。
大葉の水耕栽培が気になっているあなたも
大葉の水耕栽培に失敗したことのあるあなたも
対策法を確認して、挑戦してみませんか。