このページでは切迫早産と診断されて自宅安静と言われたけれど、入院にならないためにはどれくらい動いていいのか知りたい方へ、私の体験談をお話しします。
私の状態
32週で子宮頸管が短くなっていた
私は32週で子宮頸管が短くなっていて切迫早産と診断されました。そこまでは順調に来ていましたが、心当たりはあったため、やはりかと思いました。心当たりというのは、とある日、お風呂の残り湯を洗濯に再利用しようと、バケツにお湯を入れて持った瞬間、思ったより随分重くて、膣の付近に何となく違和感を感じ、それまでは重い荷物を持たないように気を付けていたので、やってしまったかも・・・と思いました。
病院での話に戻りますが、私の子宮頸管は29ミリになっていて、自宅安静を指示されました。「階段NG、出来れば家事もNG」とのことでした。私の出産した病院ではNICUがなかったため、正期産までは産むわけにはいかず、もし子宮頸管が25ミリになってしまったら即入院になるとのことでした。一度、入院してしまうと24時間点滴になってしまい、基本的には正期産まで退院できないとのこと。そのため、先生(医師)としても「入院させたくはない」と仰っていました。
入院回避。子宮頸管は29ミリから30ミリに。
順調であれば2週間に1度の妊婦検診ですが、1週間後に再度子宮頸管の長さをチェックしに行くことになりました。結論から言うと、29ミリが30ミリになり(いったん短くなった子宮頸管は長くはならないと言われているので、誤差の範囲内でしょうか。笑)、検診も2週間に1度のペースに戻してもらえて、無事に入院回避となりました。
そんな私の体験談が参考になれば幸いです。
1.やったこと
夫に連絡
夫に連絡し「申し訳ないけど、最低1週間家事しません。ひたすら寝ていることにします。」と宣言しました。家事全般を取り仕切っている妻が入院してしまうと、家事が苦手で外食も好きではない夫にはまったくメリットはないので、合理的に考えると協力してくれて当然だと思うところもあるのですが、喧嘩になるので、「申し訳ない。料理や洗濯など協力してもらえたらとっても助かります・・・」と下出に出ることをお勧めします(笑)
ちなみに夫は、つわりの時以来、一人でスーパーにお買い物に行ってくれて、お惣菜などを買ってきてくれました。翌朝は朝食の用意までしてくれて、感動しました。
親に連絡
里帰り出産予定(実家の近くの病院)で、32週の段階では実家ではなく隣の県の夫と住んでいる家から妊婦検診に行っていたので、「来週から里帰りするように」と担当のお医者さんに言われてしまったので、親に妊婦検診の内容を説明し、「早ければ来週からお世話になります、というか入院になるかもしれません」と伝えました。
義母に連絡
状況(妊婦検診の内容)を説明し、家事が出来なくなったことを伝えました。
有難いことに翌日家に来てくださって、大量の料理を作ってくださったため、恐怖の1週間後の検診まで、簡単なものを足すだけでしっかり食べられました。
ひたすら横になる
我が家はなぜか夫婦別室で、私はリビングのソファーベッドでいつも寝ていたので、トイレとお風呂以外はそのソファーベッドでほぼ横になっていました。
動いていないため、腸も動きが悪くなるようで、便秘気味になりました。下半身が苦しかったです。1週間だったので耐えられましたが、期間が長い方は、毎朝ヨーグルトを食べるようにするとか、何かしらの便秘予防対策をした方がいいと思います。
2.やめたこと
安産のためにやっていたことは、ほぼいったんストップしました。
・会陰パック
・ラズベリーリーフティーを飲む
・肛門運動 ※肛門運動の内容を知りたい方は【超安産の秘訣】陣痛時間3時間半だった私がおすすめする5つのこと(後半)もあわせてどうぞ。
・階段を使う、外出する(切迫早産と言われてから4日間)
・ストレッチ(切迫早産と言われてから3日間)
・湯船に浸かる(同じく3日間)
何となく、まずそうだなとか大丈夫そうだなとか感じるタイプだったので、体と相談しながら絶対NGを解除したものもありますが、この後も上に挙げたものはやりすぎないように気をつけていて、入院回避した後もちょっとでも変だなと感じた日はなるべく立たないようにして、夫にご飯を作ってもらったりしました。
逆に35週からは、安産のために上記の内容を積極的にやりました。
どんな出産になったか気になる方は、出産体験についても書いたので、良かったらご覧ください。
陣痛が始まる4~5時間前から病院に出発するまでの話はこちらから。【初産で分娩時間3時間半】私の出産エピソード(前半)
病院に着いてからの話はこちらから。【初産で分娩時間3時間半】私の出産エピソード(後半)
以上、参考になれば幸いです。
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