室内干しのメリットと室内干しでも洗濯物を臭くさせない方法




そろそろ梅雨の時期になってきましたね。

こう見えて私、洗濯が大好きです。そして面倒くさがりでもあります。10代の頃から何度か寮生活をしたことがありまして、賃貸かつ室内干し歴17年のベテランです。

今日は自称室内干しマスターの私が、室内干しのメリット部屋干しでも洗濯物を臭くさせないためのコツ、乾かし方が甘くて洗濯物が臭くなってしまったときの対処の仕方をお伝えします。

室内干しのメリット

天気に左右されない

雨の日でも干せるし、雨が降っても慌てて取り込む必要がありません。

「今週は雨が続いててずっと洗濯できない」って地味にストレスですよね。

「今は晴れているけれど、この後の天気が微妙。今日は出かける用事があるから、外出している間に雨が降ってくると困るなぁ。」というときにも干すことが出来ます。

その日の天気によって洗濯できるかどうかを左右されないのは、週末にまとめて洗いたいタイプの人、忙しくて週に洗濯できる日が限られている人にも嬉しいですよね。

時間帯を気にせずに干せる(夜でも干せる)

防犯上のことを考えても、夜に外に干すのはオススメ出来ません。また夜露(よつゆ)という言葉があるように、寒い時期には夜冷え込んで洗濯物に水分が付き、乾かない(どころか夕方に「乾いた!」と思った洗濯物を取り込み忘れたことで朝方には濡れている状態になる)ことも。

洗濯機を夜に回して夜の間に干したい人も室内干しがオススメです。

洗濯物からどんな人が住んでいるかバレるのを防ぐ

「一人暮らしの女性は、男性ものの下着などを干しておくと良い」と聞いたことはありませんか?女性の一人暮らしでも怖いですが、住宅のプロによるとどんな物が干してあるかで家族構成が分かるので、タイムスケジュールが想像出来てしまうそうです。例えば大人用の男性もの、女性もの、それから小学生2人分の洗濯物が干してあることで、空き巣に入る泥棒さんからすると「小学生くらいの子供が2人の家ってことは習い事に行っている時間帯、もしくは昼間お母さんが出かけた瞬間が、誰もいないチャンスタイムだな」と分かってしまうそうです。

外に出なくていい

暑い日、寒い日に外に出なくて済みます。洗濯物を干すためだけに着替える必要もありません。

一気に洗濯物を回すと、干すのに15~20分ほどはかかります。5月や夏場、紫外線が多い時期には、日焼け止めクリームを塗る必要が出てきます。

私の母は「ちょっとだから大丈夫だろう」と洗濯物を干す際に紫外線対策をせずに20年ほど干し続けた結果、40代後半~50代前半で大きなシミが出来たそうです。シミを取るのにいろいろ大変だったそうで、今はちょっと外に出るのにもUVカットを欠かせないし「洗濯物を干す少しの間でも、きちんと日焼け止めを塗るように」と言います。

花粉や黄砂(飛散物)がつかない

最近は花粉や黄砂から洗濯物を守るためのシートなども売ってはいるのですが、シートのお手入れも必要になってくるし、撥水性のものだったりするので、それを使うことで外に干すメリット性が低くなりそうです。

道具の劣化が遅くなる

外に干していると、洗濯バサミが黒くなったりした経験ありませんか?

私も久しぶりに外でお布団を干したいなというときには、そのまま干すとお布団が黒くなってしまうので、お布団をかける場所を湿った雑巾で2~3回拭いてから干しています。不思議なのは階数が高くても外に置いておくだけで黒くなるということ。1階ではないので排気ガスではないと思うのですが、それだけ黄砂などの飛散物が飛んでいるということなのでしょう。

日光による色落ちなどの劣化強風などによる壊れる・錆びるなどの劣化も考えられますね。

部屋干しをすると、外にさらされることによる劣化が遅くなるので、洗濯物を干すための道具の買い替え回数が減り、結果的にお財布にも優しくなります。

部屋干しでも洗濯物を臭くさせないためのコツ

干す場所・道具について

基本的には洗濯物を干す専用の道具であれば何でもOKだと思います。

学生の頃は、100円ショップで洗濯ひもを買ってきて、部屋の隅から隅にピンと張って干していました。洗濯ひもだとあまり重いものは干せないので、制服などを洗濯する際には2段ベッドにかけたりもしていました。

カーテンレールの上はほこりも溜まりやすいし、カーテン自体が汚れている可能性もあります。カーテンレールに干すのはオススメできません。

大学生の頃は寮に乾燥機があったので乾燥機を使用していましたが、お気に入りの洋服で乾燥機にかけたくないものを干すときには、突っ張り棒を部屋の端と端に渡して、突っ張り棒に干していました。こちらも干す量が多くなってくると突っ張り棒自体が落ちてくるので要注意ですが、少量ならこれで平気です。

社会人になっていくつかの賃貸を経験していますが、洗濯大好き人間の私から見るとお風呂場に強力な乾燥機能がついているところ、お部屋の天井に洗濯物干しがついているところが便利で良かったです。

お風呂場の乾燥機能があまり強くなかったので自分でハンガーラックを買って洗濯物干し代わりに使っていた経験もあります。1人用なので、そんなに大きな物でなくても大丈夫でしたが、以下に書く除湿器が大活躍するようになりました。

洗濯機を正しく使用する

当然のことかもしれませんが、

  • 洗剤は使用量を守る。入れ過ぎ・少なすぎに注意。
  • 洗濯物の量も洗濯機の容量オーバーになるような入れ方はしない
  • 冬場寒すぎるときにはお湯を足して、キンキンに冷えた冷水で回さないようにする(洗剤が溶けないので)
  • ついでですが、バスタオルを含めタオル類が多い時には水量を多くするとタオルがこすれて傷つかなくて良いです🌷

きちんと汚れを落とす、そして洗剤が残ることがないように、というのが大前提です。

干す間隔を空ける

私の経験上、これが一番大事です。干す場所から逆算して、間隔が空けられないくらいの量を洗濯しないようにしましょう。

除湿器・クーラーの除湿機能を使う

とはいえ、どうしても量が多くなってしまうこともあると思います。そのときには除湿器やクーラーの除湿機能を使います。

除湿器は熱を発生させることが多いので、冬は除湿器がオススメです。夏はクーラーまたは扇風機が良いです。空気の通り道を作り、風をいれるために扇風機などを洗濯物に向けて回しましょう。お部屋の湿気が高く、空気がこもっているなと感じたら、窓を少し開けて外の空気を入れるのも良いです。ただし、虫が入ってくる可能性がありますので、網戸はきちんと閉めておきましょう。

洗濯物が臭くなってしまったときの対処の仕方

洗濯物が生乾きで(乾くのに時間がかかってしまい)臭くなってしまった場合、再度洗濯してもにおいが取れないことがあります。これはタオルなどを濡れたまま長期間使っていて臭くなった場合も同じなのですが、雑菌が繁殖しています。

そこで対処方法ですが、私のオススメは酸素系衣料用漂白剤を使うこと。酸素系漂白剤とは、白くならない色物に使える漂白剤のことです。漂白効果だけでなく、殺菌効果があります。

普段の洗剤にプラスして、酸素系の漂白剤20ml程度を入れます。においが気になる物が一部である場合は、気になる物の上にかけるようにしてください。酸素系漂白剤は40~60℃前後で最も効果を発揮すると言われているので、あまりににおいがひどい場合は、においがひどいものだけ先に洗面台などで漂白剤と50℃前後のお湯につけておいて、15分ほど経ったところで他の物と一緒に洗濯機で洗濯する、という方法もあります。

酸素系漂白剤は塩素系漂白剤に比べるとマイルドな物だと思いますが、つけすぎは傷むので、薄めて使うにしても30分以上つけないようにしてください。

以上、室内干しのメリットと部屋干しでも洗濯物を臭くさせないためのコツ、洗濯物が臭くなってしまったときの対処の仕方でした。

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