カブの根を虫食いから守るには〇〇と一緒に植える!?筋の下処理方法も




 最近では100円ショップでもいろんな種類の野菜の種が販売されていますよね。

子供が小学校で野菜や花を育てて持って帰ってくることもあります。

カブは種をまいてから収穫するまでの期間が短いので育てやすいとされています。

ただ虫がつきやすいのが難点で、害虫が寄ってこないように対策をしっかりする必要があります。

カブを害虫などの被害から守る詳しい方法と、カブを育てる時どうすれば筋の層を薄くできるのかを調べてみました!

カブを食べる時の筋の下処理方法もご紹介するのでぜひ参考にしてみて下さいね!

カブを育てるポイントは根を虫食いから防ぐこと!根を食べられると被害が大きい! 

カブは育て始めの頃の葉が小さいので、この時期に害虫に食べられてしまうと育ちにくくなってしまいます。

大きい葉なら害虫に食べられた後でも対策できるのですが、小さい葉の場合は一度食べられてしまうと回復させるのが難しいです。種をまいたらすぐに防虫ネットを隙間が空かないようにかけて、しっかり害虫予防してあげましょう。

害虫に気を付けないといけないのは葉や実だけではありません。キスジノミハムシの幼虫はカブなどの根を食べて成長します。土の中にいるので見つけにくく、根を食べられてしまうと実も小さくしか育たないので大きな被害を受けます。

カブを害虫から守るには最低限の農薬も必要!おすすめの農薬と効果的なタイミング!

ダイアジノン粒剤5という農薬を収穫する45日前までにまいておくと効果的です。種まきする時にまいておくと良いですね。ダイアジノン粒剤5はいろんな害虫に効果があるので、野菜を育てる人の間では有名な農薬のようです。

カブに寄ってきやすいネキリムシ類にも効果があるのでぜひ使ってみて下さい。また、フォース粒剤という土に混ぜて使う農薬もキスジノミハムシの幼虫を防ぐのに効果があります。

できれば農薬を使いたくない気持ちもありますが、大切な野菜を守る為に最低限の農薬を使うことも重要ですね。

先人の知恵!カブを狙う害虫は春菊、レタス、ニンジンが嫌い!一緒に植えると効果的!

野菜には一緒に育てることで、それぞれに寄ってきやすい害虫を防げる組み合わせがあります。

カブにはモンシロチョウやコナガの幼虫が寄ってきやすいので、その害虫が嫌う春菊レタスニンジンを近くに植えると良いです。

かぶの筋は何でできるの?筋の層を薄く育てる方法や筋の下処理方法!

自分で育てたかぶや買ってきたかぶを食べた時に筋が残っていると、口当たりも悪いしちょっとガッカリしちゃいますよね。特に煮物とかだと筋に気づきやすいです。

かぶは大きさも色々ありますが、大きさや育て方に関わらず皮の下に繊維の層があって、それが筋です。この筋は下処理をしっかりすれば気にならなくなります。

ただ育て方によって筋の層が分厚くなってしまうことがあるんです。収穫するのが遅くなってしまったかぶは層が分厚くなるので、筋も固くなり歯触りが悪くなってしまいます。

また大きくしたくて育てすぎてしまうと水分が抜けてしまい食べても美味しくなくなってしまうので注意しましょう。こうなってしまったら下処理を頑張っても美味しくなりません。

層が薄いかぶの皮でも、きちんと剥かないと固い筋が残ります。ピーラーで剥く方が楽なので、私もよく野菜の皮むきにピーラーを使います。

でもピーラーだと薄くしか皮が剥けないので、5ミリくらいの厚さで皮むきするようにしましょう。スーパーで売られているかぶは層が薄いものがほとんどだと思うので、4ミリくらいピーラーで剥けば筋も残りにくくなります。

かぶの筋を気にせず美味しく食べるための正しい下処理方法は?

かぶを水で綺麗に洗ったら、根元から葉までをザクっと切ります。切り口で皮の内側のどこに線があるのか見て、その線の内側に包丁を付けて皮を剥いてください。

これで下処理完了です。

最初は面倒臭いかもしれませんが、慣れてしまえば手早くできるようになりますよ。

かぶの根元をちょっと残しておくと料理の見た目も変わりますよね。

根元を残して下処理したい場合は、5ミリくらいの厚さで皮むきしてください。4ミリとか5ミリとかの厚みが分かりにくい場合は、線を確認しながら少しずつ剥いても良いです。

剥く方向とかに決まりはないので、繊維に逆らってりんごの皮を剥くみたいに横に剥いていっても大丈夫です。繊維と同じ方向に縦に剥いていってもどちらでも剥きやすいやり方で問題ないと思います。

包丁を使うのがどうしても心配な人は、ピーラーで筋の線を確認しながら剥いても大丈夫です。

かぶの皮には栄養がたっぷり!皮ごと食べても美味しい?

小さいかぶだとサッと洗って4当分に切り、味噌とかにつけて生で根元も皮もついたまま食べるのも美味しいですよね。かぶの皮には栄養がたっぷり含まれているので剥かずに食べる人も結構います。

大きいかぶだとちょっと皮が気になってしまうかもしれないので、そんな時は皮ごとすりおろすのがオススメです。サッと洗って汚れを落としたら皮ごとすりおろして味噌汁に入れたり、しょうゆを少しかけてたべても美味しいですよ。

まとめ

小さいかぶは追肥などが必要ないので初心者でも家庭菜園しやすいです。

生でも食べやすいのでぜひ一度育ててみてはいかがでしょうか。

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