8ヶ月なのに赤ちゃんがハイハイをしない…。発達だけじゃない原因とは⁈




「うちの子8か月なんだけど、まだハイハイしないんです。なにか問題があるの?」
赤ちゃんの発達が遅いと、心配になったりしますよね。

実は、うちも息子も1歳を過ぎるまでハイハイをしませんでした。

当時は、凄く悩みました。
ネットで検索ばかりしたりしていたのです。
駄目だとわかっていても、周りの子と比べてしまったりもしていました。

ですが、時間が経って1つ分かったことがあります。
それは、そんなに心配になりすぎなくてもいいということです。

現在、1歳半なのですが、あの頃の心配が嘘のように走り回っています。

今回は、

  • ハイハイで神経質になりすぎなくていい理由
  • ハイハイをしない理由として考えられること

というお話をしていきますね。

8ヶ月で赤ちゃんがハイハイをしなくても神経質になりすぎず見守るべき理由

では、ハイハイが遅くてもそんなに神経質にならなくていい理由を説明します。

赤ちゃんの成長には個人差がある

一般的に「ハイハイは、生後8か月頃から。」と言われています。
しかしこれは、あくまでも8か月からハイハイをする子が多いだけです。
全員が、必ず生後8か月になったらハイハイをするわけではありません。

その子その子で成長するスピードは違いますよね。
赤ちゃんの成長には、個人差があるのです。
なので、生後8か月でハイハイができないからといってその子に問題があるわけではないのですよ。

うちの子も、実際1際過ぎまでずりばいをしていました。
はいはいをまったくしなかったのですね。
しかし、つかまり立ちや、伝い歩きは目安の月齢でできていたのです。
1歳4か月で歩けるようになって、今では走ったり、段差の上り下りもお手の物です。

ハイハイ以外の成長にも目を向ける

例えば、

  • ずりばいで移動をするか
  • 寝返りはできるか
  • 欲しいものに手を伸ばすか
  • あやすと笑うか

などといった、他の成長に目を向けてみてください。

これらができていれば、ハイハイ8か月でハイハイをしていなくても、心配はいらないことが多いです。
ハイハイができないだけで、発達障害とは言いきれないのですね。

実際に、ハイハイをしないで成長する赤ちゃんもいるそうです。

私は、健診で一度ハイハイができないことを相談したことがありました。

しかし、その時言われたのは、
「両手でずりばいをしているし、他のところに問題もなさそうだから大丈夫。」
という感じのことを言われたのですね。

なので、ハイハイに限らず、赤ちゃんができていること、できていないことを考えてみてください。

もし、心配なのであれば、健診の時などに相談してみるのもおすすめです。
私の場合は、健診の時に相談できたことが、神経質な気持ちが減った理由だったからです。
1人で抱え込まず、専門の人に相談することは大切ですよ。

8ヶ月の赤ちゃんがハイハイをしない理由とは⁈発達だけでなく性格も要因だった

赤ちゃんがハイハイをしないのには、理由がある可能性もあります。

例えば、首がまだすわっていないなどの他の運動機能で問題があるのであれば、一度医療機関を相談してみるといいかもしれません。

しかし、そうでない場合は、

  • 赤ちゃんの性格
  • ハイハイをする必要性を感じていない

というような理由が、ある場合があります。

では、詳しく説明していきますね。

筋肉の発達の問題

筋肉が、十分についていないことが、理由かもしれません。

私も、これは最近知ったことなのですが…、まだハイハイができないうちから、歩行器を利用しすぎると、ハイハイをしなくなる可能性があるらしいです。

確かに、私の上の子も、ハイハイをする前からよく歩行器を使用していました。
歩行器に乗せると、機嫌が良くなるので、ついつい乗せてしまっていたのです。

歩行器を使用することは悪いことではないですが、きちんと使用開始の目安を守るようにしましょう。

歩行器を購入したときに、使用開始の目安が書かれているはずです。

赤ちゃんがハイハイの必要性を感じていない

赤ちゃん自身が、ハイハイの必要性を感じていない場合があるのです。

例えば、

  • 部屋にものが沢山あって、あまり身動きがとれない
  • つかまり立ちするところは沢山あるけれども、ハイハイで動けるスペースがあまりない
  • 欲しいものは、いつでも手の届くところにある
  • 欲しいものは、大人が赤ちゃんに渡している

こういう環境で育つと、赤ちゃんは「ハイハイをしなくても問題ないな。」と思い、ハイハイをしない場合があります。

他には、赤ちゃんの性格的に、あまり行動的ではない場合もありますね。

ハイハイをするスペースがない

ハイハイをするスペースが少なかったら、赤ちゃんはハイハイを必要としません。

その結果、ハイハイをしなかったり、ハイハイより先につかまり立ちをして、伝い歩きで移動することが多くなってしまいます。

欲しいものが手の届くところにある

欲しいものが動かなくてもいい場所にあったり、すぐに大人が欲しがっているものを渡すようにしていることが理由かもしれません。
なぜなら、移動をしなくても欲しいものが手に入るからです。

欲しいものが、手の届かないところにあることによって、動きたい!という欲求がでてきます。
なので、少し離れたところに赤ちゃんのおもちゃとかを置いてもいいかもしれませんね。

赤ちゃんがハイハイをしない時に試すべき2つの対処法

最後に、ハイハイをしないときの、2つの対処法を紹介します。

沢山動き回れる広いスペースをつくる

赤ちゃんの筋肉をつけたり、「動きたい」という欲求をださせるためにも、赤ちゃんが動き回れる広いスペースを確保しましょう。
部屋に赤ちゃんの遊び場コーナーをつくってもいいかもしれません。

もし、部屋に広いスペースを確保することが難しいのであれば、支援センターなどを利用するといいですよ。

私は、現在も部屋に広いスペースを確保することが難しいので、よく支援センターなどの施設を利用しています。

赤ちゃんが自ら動いて、欲しいものを取りに行ける状態をつくる

赤ちゃんが自分で動いて、物をとれる環境をつくってあげましょう。

そうすることで、赤ちゃんは動かざるをえなくなります。
沢山動くことで、ハイハイにつながるかもしれませんよ。
赤ちゃんから少し離れたところに玩具をおいてあげてみてくださいね。

とれたら、褒めてあげるのもいいかもしれません。

ハイハイをしない赤ちゃんには、このような対処をするといいですよ。

しかし、必ずしもハイハイをするとは限りません。

そんな時に、無理にハイハイをさせようとすることはやめましょう。
無理やりすることは、よくありません。
その子のタイミングで、ハイハイをするのを待ってあげましょうね。

まとめ

赤ちゃんがハイハイをしないことで、お母さんはとても不安な気持ちになってしまうかもしれません。

私も、その悩みを経験していたので、不安になる気持ちはすごく分かります。

しかし、他の運動ができていれば、そこまで心配しなくてもいいのです。
今回は、私の体験談も踏まえてお話させていただきました。
少しでも、今悩んでいるお母さんの不安な気持ちをとることができたらな、と思います。

もし心配なのであれば、健診の時などに相談してみてくださいね。

赤ちゃんは自分のペースで、ちゃんと成長をしていきます。
その赤ちゃんの成長をお母さんが見守っていってあげてください。

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