【ワタを再利用】いらなくなった布団の綿の洗濯とダニ退治の手順




コロナで家から出られない・・・。そうだ、お家をきれいにしよう!と始まったお家の大掃除。長い間使われていなかった、中のワタがポリエステル100%のお布団を捨てることにしたのですが、ワタが立派で手芸などに使えそうだったので、ダニ退治をした様子を紹介します。やってみて失敗したこと、気をつけるべきことも合わせてお伝えしますので、捨てるお布団のワタを再利用したいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

長い間使われていなかった2m×2mのこたつ布団
長い間使われていなかった2m×2mのこたつ布団

※注※この記事での綿(ワタ)は木綿(コットン)のことではなく、布団の中のふわふわのワタのことを指します。

布団を燃えるゴミ(不燃ごみ)にする方法

まずは、地区のゴミ収集のしおりを読んでみました。我が家の地区ではたて70cm×よこ70cm以下のお布団は燃えるゴミ、それより大きなお布団は有料ゴミになるらしい。

有料ゴミ・・・面倒くさい。。。。なんとか燃えるゴミにならないかと考えた私は50cm×50cmになるように切ることを思いつきました。

200cm×200cm(2m×2m)のこたつ布団だったので、4分の1の大きさにすればいいじゃんと。で、ジョキジョキはさみで切ってたら、ワタがあまりに立派なので、更にこんなことを思いました。

今までぬいぐるみ作るのとか、息子のトッポンチーノ(赤ちゃん用の布団みたいなものです)作るときに「ワタ」って買ってたけど、これ、再利用できそうじゃない?

ということで、急遽ワタのお洗濯も追加。ダニを死滅させて、ワタを再利用することに。

ちなみに、長い間使われていなかった布団やワタを触るときは、ビニール手袋をした方がいいです。敏感な人はかゆくなります(私はかゆくなりました)。

お布団を切るときに用意するもの
100円ショップのビニール手袋とはさみ

「ワタの再利用はしなくていいから、有料ゴミではなく燃えるゴミ(不燃ゴミ)で捨てたい。」という方は、お布団を外側の布と中の綿に分けて捨てればOKです。わたは手で破いて小さくすれば、規定サイズ以下に出来るので、ぜひやってみてください。

外側の布と中のわたに分けました。
外側の布と中のわたに分けました。

※基本的にはワタは燃えるゴミになりますが、自治体によって異なるので、確認してください。ポリエステルの場合は不燃ごみになるところもあるようです。※

ワタ(ポリエステル100%)の洗濯・ダニ退治

わたのよごれ
わたのよごれ

まず、ワタが明らかに色がついている箇所、汚れている部分は取ります。色のついている部分だけ、手でちぎりました。

わたの表示
中わた:ポリエステル100%、重量1.8キロ

次はネットに入れて、洗濯機を回します。

中のワタの重量は1.8キロだったので、洗濯機が7~8キロの容量であれば1回で回せます。我が家の洗濯機はファミリー仕様なので洗濯は10キロ、乾燥は5キロまでいけます。でも、布団類は予想よりずっと水を吸収してしまって脱水時にエラーになって止まってしまうことがあるのと、乾燥もさせたかったので、今回は半分の量にして2回回すことにしました。

半分でも洗濯ネットに入らなかったので、4等分にして、2つずつ洗濯→乾燥させることにしました。

スポンサードリンク

第一弾(洗濯→乾燥①→乾燥②)

ワタ(ポリエステル100%)を洗濯

※注意※洗濯ネットはあみあみじゃないものを使おう
NGなあみあみネット
あみあみの洗濯ネットはやめた方がいいです。

やってみてわかった注意点。あみあみのネットを使用するのはやめた方がいいです。洗濯後にあみあみの部分にわたが絡みついて、ワタを取るのが大変です。私は諦めて洗濯ネットを捨てました。

洗濯中のわた
洗濯中:高水位にして、しっかり漬け込むのがポイントです。
洗濯後のわた
洗濯後はこんな感じになりました。ふわっとしています。

乾燥① 乾燥機付き洗濯機で乾燥させる

このまま乾燥機にかけました。うちの洗濯機付き乾燥機はシャープの製品です。シャープのお客様相談室に確認したところ、シャープ製品の乾燥機付き洗濯機は吹き出し口は90℃、通常乾燥だと槽内は70℃に保たれて、低温乾燥だと60℃に保たれるそうです。

70℃以上になると、ポリエステルしわしわになるそうなので、低温で2時間回すことにしました。

乾燥機付き洗濯機の低温乾燥で2時間乾燥させた後
乾燥機付き洗濯機の低温乾燥で2時間乾燥させた後

乾燥② 布団乾燥機で乾燥させる

まだ完全には乾いていなかったので、布団乾燥機で乾燥させることにしました。

洗濯ネットにわたが絡んでいます
洗濯ネットにわたが絡んでいます
布団乾燥機で65℃を100分
布団乾燥機で65℃を100分

第二弾(洗濯→乾燥)

洗濯前のわた
今度はどちらもあみあみじゃない洗濯ネットに入れました。
高水位にして、洗剤を溶かします
高水位にして、洗剤を溶かします。

高水位にして、洗剤を先に溶かしておきます。出来れば粉より液体の方がいいです。更に、この時期はお水の温度が低いので、4分の1~3分の1程はお湯を入れるようにしています。(お湯と言っても熱湯ではなくて、隣に洗面台があるので、40℃ちょっとのお湯を入れています。ポリエステルは熱湯はNGなので、熱湯は入れないように注意してください。)

先ほどの洗濯ネットに入れたワタを入れます。
先ほどの洗濯ネットに入れたワタを入れます。
押し込んでしっかり浸かるようにします。
押し込んでしっかり浸かるようにします。

第一弾は低温(槽内温度60℃)で2時間で乾ききらなかったので、今度は低温(槽内温度60℃)で4時間にしました。

いつもは低温にするとすごーく時間がかかるのですが、さすがポリエステル。乾きやすい特徴があるだけあって、4時間でしっかり乾きました。

出来上がり
出来上がり

これで完成です。

触ってみましたが、ふわふわのまま綺麗にすることができました。洗濯前はかゆくなりましたが、かゆくなくなりました。さすがに量が多すぎてこんなには手芸に使い切れないので、このうちの半分はクッション材として使われることになりました。

<まとめ>ポイントは以下の通り。

  • 洗濯ネットはあみあみのものを使わないこと
  • 容量を守ること(1.8キロのワタだと洗濯機の容量は7~8キロを目あすに)
  • 洗剤はあらかじめ溶かしておくこと(出来れば液体洗剤で)
  • 水の温度が低すぎるときは、お湯を足すなどして少し温度を上げること
  • ポリエステルは浮いてしまうので、洗濯機のお水にしっかりと漬け込むこと
  • しっかりと乾燥させること

以上、ポリエステルのワタの洗濯方法(ダニ退治)でした。

タイトルとURLをコピーしました