劇場版 鬼滅の刃 無限列車編の興行収入が288億円を突破しました。
現在、映画興行収入のトップは「千と千尋の神隠し」。
鬼滅の刃はこの記録を打ち破るのか、2001年以降の公開作品と比較しながら見ていきます。
鬼滅の刃興行収入比較 まずは表で確認
劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編が公開されてから25日間が経ちました。
ここまでの興行収入を比較してみます。
日本での興行収入ランキング上位は以下のようになっています。
興行収入ランキング | 現在までの興行収入 (小数点以下四捨五入) | |
1位 | 千と千尋の神隠し | 308億円 |
タイタニック | 262億円 | |
アナと雪の女王 | 255億円 | |
君の名は。 | 250億円 | |
この後、5位ハリー・ポッターと賢者の石203億円
6位ハウルの動く城196億円
7位もののけ姫193億円
8位映画踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ174億円
9位ハリー・ポッターと秘密の部屋173億円
と続くのですが、なんと劇場版 鬼滅の刃 無限列車編は11位のアバター156億円を抜いて、既に10位につけています。
現在「鬼滅の刃」は、興行収入第4位の「君の名は。」には100億円およびません。
と言っていたのが今は以下のようになっています。
現在までの興行収入 (小数点以下四捨五入) | ||
1位 | 千と千尋の神隠し | 308億円 |
2位 | 鬼滅の刃 | 288億円 |
3位 | タイタニック | 262億円 |
4位 | アナと雪の女王 | 255億円 |
5位 | 君の名は。 | 250億円 |
1ヵ月前には10位だったのが、あっという間に2位に躍り出てしまいました。(12/10追記)
しかし、そもそも公開初日から3日間の興行収入を比較すると驚くべきことがわかります。
鬼滅の刃興行収入グラフ で確認してみる
2020年12月10日時点での鬼滅の刃の映画の興行収入をグラフにするとこうなりました。
データは以下を反映させています。
公開日が2020年10月16日の劇場版 鬼滅の刃 無限列車編の興行成績
公開してから | 興行収入 | 動員数 |
3日 | 46億2311万7450円 | 342万493人 |
10日 | 107億5423万2550円 | 798万3442人 |
17日 | 157億9936万5450円 | 1189万1254人 |
24日 | 204億8361万1650円 | 1537万3943人 |
31日 | 233億4929万1050円 | 1750万5285人 |
39日 | 259億1704万3800円 | 1939万7589人 |
45日 | 275億1243万8050円 | 2053万2177人 |
52日 | 288億4887万5300円 | 2152万5216人 |
以下は、11月5日時点のグラフです。
公開初日から現在(2020年11月5日時点)まで、興行収入はどの映画より「鬼滅の刃」が抜き出ています。
特に初日を含む公開から3日間の興行収入は顕著です。
公式サイトの発表にによると観客動員数と興行収入は以下のようになっています。
日時 | 観客動員数 | 興行収入 |
10月16日(金) | 910,507人 | 1,268,724,700円 |
10月17日(土) | 1,270,234人 | 1,701,723,350円 |
10月18日(日) | 1,239,752人 | 1,652,669,400円 |
初日が約12.7億円、2日目が約17億円、3日目が約16.5億円で46億円となっています。
初日から3日間の興行収入は、現在、日本で映画の興行収入TOPである「千と千尋の神隠し」が16億円でした。
3倍近くの差がついています。
ちなみに、「アナと雪の女王」は7億円。
6.5倍以上です。
「君の名は。」は12億円。
4倍近い数字でした。
ちなみに「アナと雪の女王」と「千と千尋の神隠し」にも年齢制限はありませんでした。
一方、劇場版「鬼滅の刃」は年齢制限があるのにこの数字です。
どれだけすごいかが分かりますね。
↓↓↓
こちらも、12月10日時点のグラフを見てみましょう。
こんな状況になりました。傾きがすごい・・・(笑)
鬼滅の刃映画興行収入推移予想(このままの傾きで進んでいくと・・・)
鬼滅の刃映画興行収入の推移を予想してみました。
このまま同じ勢いで行くと、1ヵ月もしないうちに「君の名は。」「アナと雪の女王」「タイタニック」を越えて、千と千尋の神隠しも抜いてしまうことになります。
では、指数対数みたいな感じで、勢いが減っていくと考えて予想するとどうでしょうか?
鬼滅の刃映画興行収入推移予想(中学生の数学で計算してみた)
3~10日までの傾きは8.7・・・
10~17日までの傾きは7.14・・・
私は統計などの専門家ではないので、ものすごーく単純にしか計算できません。
実力レベルは中学生の数学!(笑)
中学2年生が出来る範囲で、8.7-7.14≒1.5なので、今後1週間に約1.5ずつ傾きが下がっていくとしてみました。
17~24日までの傾きが4.6、
24~31日までの傾きが3.1、
31~38日までの傾きは1.6、
38~45日までの傾きは0.1となり、
このあと横ばい(観客が0人)になることになります。
↑実際にはありえないのですが。
y=ax+bの式に入れると24日時点での興行収入は189億円。
31日時点での興行収入は210億円。
38日時点での興行収入は221.2億。
45日時点での興行収入は221.9億円。
そしてほぼ横ばいになります。
この計算式では、上位チームには食い込まない計算になりました。
その他情報
・「アナと雪の女王」と「千と千尋の神隠し」には年齢制限はなく、劇場版「鬼滅の刃」(映画)には年齢制限がある。
・リピーターの多かった「君の名は。」は数字を伸ばした。
・Twitterでは「#煉獄さんを300億の男にしよう」と盛り上がっており、劇場版鬼滅の刃を300億円にするべく盛り上げよう、リピートしようという動きがある。
特に今週末の結果によって対数近似のグラフは大きく変わると思うので、今週末の結果が楽しみですね!
鬼滅の刃の今後の集客が気になります。
まとめ
鬼滅の刃と比較して、日本におけるTOP映画の興行収入の推移と予想をみてきました。
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編は、初日から現在までの興行収入は独走状態です。
今後、どこまで興行収入を伸ばすのか、「千と千尋の神隠し」を超えるのか。
どちらにしても鬼滅の刃フィーバーは、しばらく収まりそうもありません。